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前半（スタート〜30km）のアドバイス
・いつもよりゆっくり走ります。
スタート後はいつもよりゆっくり走ります。たくさんの人がいる
ので、みんなのペースに合わせていけばいいと思います。
体が温まるまではこのまま行きましょう。
無理して抜かすと、歩道で足をくじいたり、ペースが乱れたり
して、よけいに疲れます。
・密集が自然となくなれば自分のペースで走る。
5〜10kmあたりから、まわりの密度が薄くなってきます。
ここら辺から自分の体もだいぶ温まってきているので、
いつもの練習のゆっくりペースで走ります。
(体力はのちのちのため温存します）
・食べるものがあれば食べておく。
市民マラソンであれば沿道の方たちがおにぎりやバナナ等
食べ物をを用意してくれている場合があります。
マラソン完走にはとてもエネルギーを要し、途中で必ず
おなかが減ってきます。
参加者が多ければ、食べ物もすぐになくなりますので、
機会があればいただいておきましょう。
・ハーフは当然のごとく通過する。
ハーフの地点は練習でも経験済みなので、（やっとハーフ
か・・・）などと思ってはいけません。
当然のごとく通過しましょう。
それから、まわりのランナーは完走モードの集団でしょうか？
リタイヤモードのランナーに囲まれている場合、すぐに
脱出しましょう。
・折り返しのランナーが見えても折り返し地点があると
思わない。
折り返しのあるコースであれば、折り返しからやってくる
ランナーたちが続々と前からやってきます。
ここで折り返し地点がもうすぐだとは決して思っては
なりません。
あのカーブを曲がれば、折り返し地点が見えるかな？
あそこまで行けば折り返し地点かも、などと期待して
走っていると、折り返し地点が現れなかったときに、
落ち込んでしまいます。
この落ち込みが体力を奪い、心を少しずつ折ってきます。
コースをよく思い出して、地道に走っていかなければ
折り返し地点は現れないと肝に銘じておいてください。
折り返しコースでは友人と出会うかもしれません。
すれ違いにハイタッチをしたり、声をかけると元気が
出てきます。ただし、あまり探しすぎると目が疲れるので、
できれば探してもらう方がいいかもです。
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